巡検日：６月２７（木）　　巡検先：吉賀町小水力発電所、Mランド益田校、医光寺

　「益田の歴史や産業に触れ、地域の魅力や課題を再発見する」をテーマにして地域巡検に出かけました。生徒８名、教員３名、合計１１名で上記の場所を訪問しました。

　最初に訪問したのは、吉賀町柿木にある小水力発電所（愛称「かきのきすいでんくん」）でした。昭和28年からあった前身の発電所を平成27年に改修したものです。高津川の水を水路で導き、それを水圧管路で落として発電所のタービンを回します。作った電気は売電して小中学校の給食費等に充てているとのことでした。

　次に、免許教習所のMランド益田校を訪ねました。合宿免許で知られた同校ですが「アミューズメント教習所」を標榜し、想像を超えた独自の空間となっていました。教習施設は勿論ですが、そのほかにカフェ、レストラン、茶室、美術館、宿泊施設、等々さまざまな施設があり、校内だけで使えるMマネーもありました。あいさつを励行し掃除等のボランティア活動も盛んとのことでした。Mランドには本校通信制から就職した卒業生がいて、彼のプレゼンテーションを聞いて成長ぶりに感激しました。

　最後に医光寺。総門はかつての益田七尾城の大手門で、関ヶ原合戦後に移築されたものです。堂内を巡り、雪舟が造った庭園を見学しました。

　地域巡検の見学内容は「総合的な探究の時間」第３回レポートに活かされることになります。